遺影の選び方とタブーを遺品整理士が解説!料金、表情、サイズや写真がないなどの不安も解消

終活の一貫で「遺影写真を残しておきたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

とはいえ「自分で遺影写真を準備していいの?」「服装や表情はどんなものがいい?」という点が気になるところ。

 

そこでこの記事では、私たちが運営している

 


・遺品・生前整理も行う「やさしい便利屋さん」のお客様の声

・香典返しを多く取り扱う「ヨシハラギフト」のお客様の声

 

 

をもとに、遺影写真について分かりやすくまとめました。

 

この記事の監修者

 

代表取締役社長 吉原
代表取締役社長 吉原
私は「遺品整理士」の有資格者であり、「やさしい便利屋さん」は遺品整理士協会認定です。プロの観点から、正しい遺影の選び方についてご紹介します。後悔しない選び方や、生前に撮影する際のポイント、さらにはフレームやサイズなどのよくある疑問もQ&A形式で紹介していますので、一緒に確認していきましょう!

 

 

 

新潟市で遺影写真撮影なら シニア写真館『幸せの一枚』へ!

詳しくは画像をタップ

 

シニア写真館幸せの一枚

 

遺影(いえい)とは?

遺影とは 読み方

遺影とは、故人の写真や肖像画のことで、通夜や葬儀の場に飾られます。

読み方は「いえい」です。

 

葬儀の際に飾る遺影用の額縁のサイズは、四つ切りサイズ(254mm×305mm)もしくはA4サイズ(210mm×297mm)が一般的。

葬儀場の祭壇の後方からでも故人のお顔が見えるよう、大きめのサイズに設定されています。

 

実は遺影は必ず必要という決まりはなく、準備しなくても問題ありません。とはいえ、故人を身近に感じたり、最後の言葉をかけたりする役割もあるため遺影を飾ったほうが良いとされています。

 

遺影はいつ準備するのが正解?

遺影 いつ

遺影は、通夜・葬儀のタイミングで準備するのが一般的ですが、正直慌ただしく非常に大変です。

 

実際に、株式会社アスカネットの「葬儀に関する意識調査」によると、葬儀で困ったことランキング2位に「遺影の原板選び(株式会社アスカネットが挙げられています。

 

また、弊社「ヨシハラギフト」でもこれまで多くの喪主様から香典返しのご相談を受けて来ましたが、遺影写真を準備しておけばよかったというお声を多く伺いました。

事前に家族で話し合っておくことが重要といえます。

 

とはいえ、本人が生前に写真を選んでおくのがベストですが、病気を患っていたり、施設に入っていたりして撮影に行けないこともありますよね。

その時はスマホで撮影したり、過去に撮ったスナップ写真を準備したりしておくと、スムーズに遺影を準備しやすく安心でしょう。

 

遺影写真専門スタジオで撮影する方法も主流に

遺影

近年では「終活」の一部として、遺影写真専門スタジオを利用する人も増加!

 

遺影写真専門スタジオとは、生前に遺影写真が撮れるフォトスタジオのことです。プロがメイクや髪型をセットしてくれ、カメラマンに撮影をお願いできるため、理想の遺影を残すことができます。

 

遺影を準備しておくことで、ご自身が亡くなった後の不安も解消されますし、遺族のご負担も大幅に軽くなるというメリットがあります。

 

代表取締役社長 吉原
代表取締役社長 吉原
実際に、我々も「遺影写真を準備するのが大変だった」というお客様のお悩みが多いことを受け、2022年10月、新潟市にシニア写真館 「幸せの一枚」をオープンいたしました。

母の日・お誕生日のプレゼントとしてキレイに変身した姿を撮影してくれる体験型ギフトも用意されており、カジュアルに利用されています。

 

 

ここで、弊社が運営するシニア写真館 「幸せの一枚」でプロにお任せする前と、実際に撮影した写真を見てみましょう。

 

遺影写真専門スタジオ 新潟 幸せの一枚

シニア写真館 「幸せの一枚

 

遺影写真専門スタジオ 新潟 幸せの一枚

シニア写真館 「幸せの一枚

 

ビフォー・アフターの写真をご覧のとおり、メイクやヘアセットで綺麗になり、自然な表情でとてもイキイキとしていますね。

 

遺影は、故人様との思い出をつなぐ大切なものです。その人らしさがあふれる一枚を準備しておくことで、ご自身もご家族も安心できるのではないでしょうか。

 

そういった意味では、魅力や自然な表情を引き出してくれるプロにお任せすることをおすすめします。

 

遺影を作るときの料金

遺影 料金

 

事前準備や撮影は重要とはいえ、「遺影写真撮影や事前準備って凄くお金がかかるのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

ここからは、料金について詳しく見ていきましょう。

 

スナップ写真を加工して遺影にする場合の料金

 

まず、スナップ写真を加工し遺影を作る方法があります。

アルバムに入っている過去に撮った写真、スマホに入っている写真、デジタルカメラで撮影した写真などでも、加工や修正が可能なところもあります。

 

写真館や葬儀社でスナップ写真の加工や修正をお願いする場合、料金の相場は5,000円〜1万円前後です(プランによって異なります)。

さらにオプションを選択すると(5,000円〜20,000円程度)が加わることがあります。

 

スナップ写真の加工オプション例
  • 背景の差し替え
  • 汚れや破損の修正加工
  • 集合写真からの人物やお顔のみ切り抜き
  • 洋服の変更・肌の加工

 

オプションを付けたり、額縁・データなどを追加すると総額1万円~3万円前後になることが多いようです。

 

生前にスタジオ撮影

 

次に紹介するのが、生前に写真スタジオで撮影する方法です。遺影用の写真撮影の料金相場は以下のとおりです。

 

  • 葬儀社に依頼する場合 25,000円〜30,000円程度
  • 写真スタジオに依頼する場合 10,000円〜30,000円程度

 

葬儀社に依頼するよりも、写真スタジオで事前に撮影する方が安く抑えられるかもしれません。

 

それでもスナップ写真を加工(1万円前後~)するよりも少々割高ですが、遺影の生前スタジオ撮影には以下のようなメリットがあります。

 

生前の遺影スタジオ撮影のメリット

・事前に準備することで遺族に迷惑をかけない

・自分の納得いく一枚を遺影にできる

・自然な笑顔や表情が引き出され、キレイに撮ってもらえる

 

ちなみにシニア写真館 「幸せの一枚では、プランにもよりますが19,800円〜撮影することが可能です。

この料金の中には、以下の内容が含まれます。

 

  • スタイリストによるお洋服のコーディネート
  • ヘアメイクアップアーティストによるヘアメイク
  • カメラマンによる撮影

 

プランや料金について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。

 

新潟市 シニア写真館『幸せの一枚』プラン・料金詳細

 

プラン 内容 料金
人生最高の一枚【シルバー】 ・データ付アカメラマンによる撮影

・ヘアメイク/お洋服のコーディネート

・データ付アルバム台紙(L版写真1点/データ3カット入りCD-R)

19,800円(税込)
人生最高の一枚【ゴールド】 ・データ付アカメラマンによる撮影

・るヘアメイク/お洋服のコーディネート

①データ付アルバム台紙(L版写真1点/データ1カット入りCD-R)

②四切サイズの額と四切プリント

③キャビネサイズの額とL版プリント

36,300円(税込)
人生最高の一枚【ダイヤ】 ・データ付アカメラマンによる撮影

・ヘアメイク/お洋服のコーディネート

①データ付アルバム台紙(L版写真1点/データ1カット入りCD-R)

②四切サイズの額と四切プリント

③キャビネサイズの額とL版プリント

④三面アルバム(カット3枚の写真構成)

52,800円(税込)
人生最高の一枚【プレミアム】 ・データ付アカメラマンによる撮影

・ヘアメイク/お洋服のコーディネート

①データ付アルバム台紙(L版写真1点/データ1カット入りCD-R)

②四切サイズの額と四切プリント

③キャビネサイズの額とL版プリント

④6ページアルバム(6~10カットの構成)

⑤追加データ10カット

⑥ヘッドスパ

⑦ネイル(ワンカラー)

99,000円(税込)
「幸せの一枚」撮影ギフト 母の日・お誕生日のプレゼントとしてキレイに変身した姿を撮影させていただく体験型ギフト。 29,800円(税込)

 

オプション
  • ​ 撮影データ1カット追加 2,980円(税込) 
  • 四切写真プリント(254mm×305mm) 1枚追加 8,860 円(税込) 
  • ​ 2L 判写真プリント(127×178mm) 1,980 円(税込) 
  • ​ L 判写真プリント(89×127mm) 980 円(税込) 
  • ​ 四切額+ キャビネ額セット(四切+2L 判サイズ/写真プリントはついておりません) 9,960 円(税込) 
  • ヘアメイク1名追加 5,980円(税込)

 

オプションも一緒に利用することでより理想に近い遺影写真を残すことができます。詳しくはシニア写真館 「幸せの一枚」をチェックしてみてくださいね。

 

後悔しない遺影の選び方とタブーを解説

遺影 タブー

ここから遺影写真の選び方とタブーを解説します。

準備するにあたり、どのような写真を選べば良いのか一緒に確認していきましょう!

 

遺影写真の選び方① 故人が生き生きとした表情のものを選ぶ

遺影 選び方 タブー 表情

 

遺影では、「どんな表情が良いのか?」「笑顔はダメなのか?」という点も気になりますよね。

 

表情に厳密なルールはなく決まりはありませんが、家族・友人といる時や、趣味を楽しんでいる姿など、故人が生き生きとしていて、自然体で撮影された写真が遺影に向いています。

 

生前の姿を思い出せる表情は、見ている方も思い出に触れるきっかけとなり、あたたかい気持ちになるでしょう。

 

遺影写真の選び方② 故人らしさのある服装の写真を選ぶ

遺影 選び方 タブー 服装

 

遺影用の服装は喪服やスーツなどの正装が定番です。

 

しかし近年では、服装はほとんど気にしなくなっており決まりはありません。葬儀後も飾っておくものなので、故人らしさがある服装がおすすめです。

写真で故人が身に着けている洋服やアクセサリーを見て、生前の思い出を振り返るきっかけになり、故人の雰囲気を感じることができます。

 

また、過去に撮った写真を使い、背景・服装のみの修正や、集合写真から故人のみを抽出するなど、写真加工にも対応してくれるスタジオや葬儀社も。希望の服装がある場合は相談してみましょう。

 

生前に遺影写真を撮影する場合は、洋服のコーディネートをしてくれるスタジオを選んでみるとより魅力的な写真になるかもしれません!

 

遺影写真の選び方③ ピントが合い、 カメラ目線の写真を選ぶ

遺影 選び方 タブー

遺影は、しっかりとピントの合った写真を選ぶのが原則です。

 

ピントが合っていない写真がタブーな理由
  • 写真を大きく引き伸ばすと被写体がぼやけ、画質が荒くなる可能性がある
  • 元からピントが合わずぼやけた写真は、プロでも加工するのが難しい

 

ポイントは、原寸大で200万画素以上を目安に選ぶこと。

近年のスマホで撮影したものであれば問題ありません。さらに、以下も遺影写真でタブーとされています。

 

遺影写真のタブー
  • 帽子をかぶっている
  • 色付きのメガネや、サングラスを付けている
  • マスクを付けている

 

このように、顔を隠すような小物がタブーと言われるのは、通夜や葬儀で参列者が遺影を見ながら最後のお別れをすることも多いためです。

故人がカメラ目線の写真を選びましょう。

 

遺影写真の選び方④ 5〜10年以内の写真を選ぶ

遺影 選び方 タブー

遺影写真で何年前までの写真が良いか迷ったときは、故人が亡くなる5年以内を目安に選べば良いでしょう。

亡くなる直前に撮影した写真は、寿命がくるその日まで人生を全うしたことの証になります。

 

とはいえ故人が病気を患い顔の様子が変わっていたり、施設に入所していたりして良い写真を見つけることが難しい場合もありますよね。

数年前の写真を使ったほうがその人らしさが伝わる遺影となる場合、元気だった頃の写真を使っても問題ありません。

 

ただし、若過ぎる頃の写真は生前の姿との差が大きくなります。その場合は、葬儀社やスタジオなどの亡くなる直前の故人の姿に加工できるようなサービスを活用するといいでしょう。

 

なるべく他の人物が映り込んでいない写真を選ぶ

遺影 選び方 タブー 表情

 

スナップ写真を遺影に使用する際、他の人物が写り込んでいても加工で削除してもらえます。

しかし、人物や背景を変更する加工をお願いする場合、追加料金で費用が高くなる可能性があるので注意しましょう。

 

日常で写真を撮る際、背景を壁にしたり、誰も写り込んでいなかったりする写真を準備しておくと安心でしょう。

 

遺影に関してよくあるQ&A

遺影 選び方

 

ここからは、遺影に関するよくある質問を紹介します。一緒に確認していきましょう!

 

遺影のフレームは何を選べば良いのですか

遺影 フレーム

 

遺影のフレームの色味や素材について、決まりはありません。

故人の人柄や好みを尊重しつつ、遺族の意見を聞いて選ぶと良いでしょう。

 

葬儀後の遺影の扱いについて教えてください

遺影

 

遺影写真は、四十九日まではご遺骨や位牌と一緒に後飾り祭壇に安置します。

 

自宅に飾る場合は、写真サイズやハガキサイズで作る場合が多いようです。その後は仏壇の近くや、仏間に飾るのが一般的。

 

近年では床の間・リビング・寝室などに、小さなフォトフレームで遺影を飾るケースも増えてきています。

 

飾る場所に決まりはありませんが、仏壇の中に飾るのはタブー。仏の住む清らかな世界を表す仏壇には遺影を置かないのがマナーとされているからです。

 

いずれにしても、故人を感じることができる場所に遺影写真を飾ると良いでしょう。

初盆や法事で遺影を使用したい場合は、地域や宗派によって異なるため、扱い方についてあらかじめ確認しておきましょう。

 

どうしても遺影が用意できない時はどうしたらいいでしょうか

遺影 写真 ない

通夜や葬儀の場で故人との思い出を振り返りながら、身近に感じるために用意される遺影ですが、用意しないといけないという決まりはありません。

 

しかし「遺影は必ず準備したい!でも良い写真が見つからない」と悩む人もいるでしょう。

遺影にふさわしい写真が用意できない場合、以下の方法で遺影を準備することが可能です。

 

  • 免許証や証明書の写真を使う
  • 映像(動画)の一部を切り取り写真にする
  • 過去のスナップ写真を使う
  • 肖像画を描いてもらう

 

 

過去の写真を使用する場合は、背景・髪型・表情・衣服・向き・白黒写真をカラーに・若返り・老け見えなどの加工を葬儀社や写真スタジオにお願いすることも可能です。

 

例えば、大勢で写っている写真の背景や周りの人を消してもらったり、若い頃に撮った写真にシワやシミをつけてもらったりすることができます。

 

ただし、肖像画作成や写真加工の内容によっては、お金も時間もかかってしまうため、できるだけ生前にに写真を残しておくと安心でしょう。

どうしても用意ができない場合は、無理して準備しなくても良いことを頭に入れておきましょう。

 

遺影をやむを得ない事情で処分する場合の方法を教えてください 

遺影 処分

やむを得ない事情で、遺影を処分しなければいけない時もあるでしょう。

処分は、以下の方法があります。

 

  • 自治体のルールに従ってゴミとして処分する
  • 神社・お寺で供養してもらう
  • 葬儀社に依頼して処分する

 

ゴミとして処分する場合、故人への想いから抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。そのような場合は、神社やお寺で遺影の供養をお願いするというのもひとつの方法です。

 

遺影の扱いについては明確な決まりはありませんが、いずれも故人への思いを込め、納得のいく方法を選びましょう。

 

まとめ:故人も家族も納得の写真を遺影にしよう

遺影 

 

この記事では、生前整理・遺品整理の実績を持つやさしい便利屋さんが、遺影写真を準備するにあたって、後悔しない方法や、失敗しないコツを紹介しました。

亡くなってから写真を探すのは慌ただしく、遺影にふさわしい写真を探すのは大変ですよね。

あらかじめ、生前に本人もご家族も満足がいくような遺影写真を残しておくと安心でしょう。

 

 

新潟で遺影写真撮影なら 心温まるあなたらしい一枚を 「シニア写真館 幸せの一枚」

シニア写真館幸せの一枚

シニア写真館 「幸せの一枚」

 

生前の遺影撮影におすすめなのが、シニア写真館「幸せの一枚」です。

「幸せの一枚」では、その人らしい自然体の表情を残すことを大切にしております。

表情・衣装にこだわり、その人らしさが前面に出ている遺影は、残されたご家族やご友人にとっても嬉しいものです。

 

代表取締役社長 吉原
代表取締役社長 吉原
我々は、「遺影写真を準備するのが大変だった」というお客様のお悩みが多いことを受け、2022年10月、新潟市にシニア写真館 「幸せの一枚」をオープンいたしました。

母の日・お誕生日のプレゼントとしてキレイに変身した姿を撮影してくれる体験型ギフトも用意されており、カジュアルに利用されています。

 

「遺影写真を生前に準備しておきたい」

「とりあえず話だけでも聞いてみたい」

「家族の遺影写真として、相談してみたい」

 

という方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

シニア写真館「幸せの一枚」ご相談・ご予約はこちら

 

 

【相談無料】お気軽にお電話ください

シニア写真館「幸せの一枚」

0120-117-746

e営業時間:10:00~19:00(不定休)

 

 

 

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