近頃、やさしい便利屋さんでは、以下のようなご依頼が増えています。
「両親が他界してしまい、空き家と化しているご実家の庭木がご近所迷惑になっていないか心配。一度見に行ってほしい」
「近所の人から、”お宅の庭の木々がうちに入りそうだから、どうにかしてほしい”と言われたため、庭木を切ってほしい」
庭木がご近所に入ってしまうと、近隣トラブルに発展したり、成長しすぎて手が付けられなくなってしまった等のケースもあるようです。
そこでこの記事では、注意したい庭木にまつわる近隣トラブルと法律、さらには実際に自分が庭木の剪定方法や必要な道具、業者に頼んだときの相場を庭木の剪定のプロが解説します。
剪定方法だけでなく、種類ごとの剪定にぴったりの時期も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
電話で無料相談をしたい方はこちら
お見積り・相談無料!お困りのご状況をお聞かせください。
繋がらない場合は 025-270-2596
LINEで無料相談をしたい方はこちら
友だち追加をしてメッセージを送るだけ!
このバナーをタップでLINEからお問い合わせできます
よくある庭木のご近所トラブルと法律

よくある庭木のトラブル例
・伸びた枝が隣家の住民や通行人に怪我をさせてしまう
・隣家の駐車場に枝葉が伸びてしまい車に傷をつけてしまった
・侵入した庭木が隣家の建物に傷をつける
・伸びた枝や茂った葉が日光を遮る
・庭木を剪定したが、枝や葉が隣家に落ちてしまった
民法233条でも以下のように定められておりますので、定期的に庭木の状態をチェックする必要があります。
民法第233条(竹木の枝の切除及び根の切取り)
【1項】
土地の所有者は、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。
【2項】
前項の場合において、竹木が数人の共有に属するときは、各共有者は、その枝を切り取ることができる。
【3項】
第一項の場合において、次に掲げるときは、土地の所有者は、その枝を切り取ることができる。
1 竹木の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、竹木の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
2 竹木の所有者を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。
3 急迫の事情があるとき。
【4項】
隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。
以上の民法233条は、令和5年4月に改正されています。
改正前と異なる点は、「やむを得ない事情があるときについては、枝を削除してもよい」ということになった点です。
※令和4年3月31日までは、隣家の庭木の枝については、無断で伐採することまでは認められていなかったのです。
このような状態ですと、やむを得ず切らなければいけない隣人の方も、管理が行き届いていないことで切られてしまう家主の方もお互い良い思いはしません。
管理が行き届いてないご実家や持ち家など心当たりがある方は、状況を確認したほうが良いと言えます。
庭木を自分で剪定する方法を解説

ここからは、ご近所にはみ出してしまいそうな庭木があった場合、ご自身で剪定するコツを解説します。
(道具を一からそろえる初心者の方であれば、正直プロに頼む方が安全かつ安く選定できる場合もあります。)
伸びた枝葉が気になるからと何も考えずに切ってしまうと、最悪庭木が枯れる原因になってしまいますので、しっかり確認していきましょう。
庭木の剪定に必要な道具
庭木の剪定には専用の道具が必要です。
- 作業用手袋
- 剪定バサミ
- 剪定ノコギリ
- 脚立(高さのある木の場合)
- ヘルメット(高所作業の場合)
- 掃除用具
庭木の枝は想像以上に固いので、専門の道具以外で作業すると怪我をする可能性があり、さらにに高所ですと危険です。
くれぐれも無理をせず作業をしてください。
また、素手で作業すると枝が刺さったり、有害な樹液が手についたりすることもあるので、手袋も忘れずに着用しましょう。
剪定バサミやノコギリは以下のようなものです。


お近くのホームセンターやAmazonなどで探してみましょう。
合わせてこちらの記事もチェック
庭木の剪定方法
木の剪定では「忌み枝(いみえだ)」と呼ばれる切るべき枝から切り落とすのが基本です。
忌み枝には以下のようなものがあります。
逆さ枝 | 上向きではなく、下向きに成長する枝 |
立ち枝 | 主幹や大枝から垂直に上向きに成長する枝 |
からみ枝 | 他の枝と交錯するように成長する枝 |
かんぬき枝 | 二つの枝が互いに交差して「かんぬき」のようになっている枝 |
平行枝 | 同一平面上で平行に成長する枝 |
ふところ枝 | 主幹や大枝の近くから生える小さな枝 |
下り枝 | 上向きではなく下向きに成長する枝 |
徒長枝(とちょうし) | 通常よりも速く長く成長する枝 |
胴吹き枝・幹吹き枝 | 主幹から直接生える枝 |
車枝 | 幹や主枝の周囲をぐるりと取り囲むように生える枝 |
ひこばえ | 根元や根周りから生える若い枝や芽 |
長年剪定がされていない庭木は忌み枝が複数あり、一度に剪定できない場合もあります。
その場合は時間をかけて上の方から順番に剪定していきましょう。
また、枝を切る時のコツは、枝を下向きに力を加えて抑えながら切ることです。
枝とハサミの摩擦が減り切りやすくなります。
庭木の剪定を業者に頼む際の料金相場

庭木をご自身で剪定する方法を紹介しましたが、正直、高さや枝の硬さがあり危険が伴いますし、有害な虫に刺される、樹液などでのかぶれのリスクもあります。
以下のように、巣が庭木の間に作られてしまっているケースも。
そのため、リスクを心得ており、道具等を準備せずとも適切に選定してくれる、業者にお願いするのがおすすめです。
細かい要望なども聞いてくれる業者も多く、隣家に枝が出ないような剪定や、ご家族が大切にされてきた樹木などの生育を妨げないような適切な剪定をしてくれます。
料金相場は以下の通りです。
庭木の剪定の料金相場
- 低木:3,000円~5,000円
- 中木:5,000~10,000円
- 高木:10,000~30,000円
※剪定する庭木の種類、数、大きさ、作業の難易度、そして地域によって異なります。
これとは別に剪定で出た枝葉などのゴミ処分代も加算されることもあります。
正確な料金を知るためにも、必ず見積もりをしてもらいましょう。
庭木の剪定3,000円~!やさしい便利屋さんでは気軽な相談(無料)を承っています


庭木の剪定なら、新潟「やさしい便利屋さん」へお任せください。
「新潟の実家の庭木の状態が心配。調査のみしてほしい…」もちろんOKです!
相談・お見積りは無料ですので、ぜひご活用ください!
電話で無料相談をしたい方はこちら
お見積り・相談無料!お困りのご状況をお聞かせください。
繋がらない場合は 025-270-2596
LINEで無料相談をしたい方はこちら
友だち追加をしてメッセージを送るだけ!
このバナーをタップでLINEからお問い合わせできます