雨が降った時、そんなに降っていなくても「なんだか屋根からボタボタ音を立てて水が落ちてくるなぁ」なんて感じたことはありませんか？

もしかしたら、それは雨樋（あまどい）が正常に機能していない可能性があります。

今回はそんな雨樋についてお話ししていきます！

雨樋とは？

雨樋（あまどい）とは雨水を集めて排水する建材のことを言います。
「とよ」とか「とゆ」などと呼ばれることもあり、どちらも同じ意味で使われます。

実は縁の下の力持ち

雨樋が正常に機能していないと、建物が雨水にさらされることが多くなり、下記の様々な問題につながります。

• 雨の落ちる音がうるさい
• 外壁が汚れる
• 家の周りの地面に水たまりが多くできる（地盤が柔らかくなることも…）
• 外壁の小さなヒビから浸水し、雨漏りや柱などのシロアリ等の発生原因にもなる。

このように、雨樋は建物にとって非常に重要な役割をもっているんです！
まさに「縁の下の力持ち」ですね！実際は縁の下とは真逆の場所に設置してますが笑

やってみよう！雨樋の状態チェック

雨樋が正常に機能しているかどうかは下記のチェックをすることで確認できます。
「雨」がつくだけに雨の日に見た方が確実です。不安な方は実際にチェックをしてみてはいかがでしょうか？

• 雨が降ると雨の音がうるさい（雨樋の変形、詰まり、破損）
• ドバドバと大量の雨水が落ちて来る（雨樋の破損や詰まり）
• 雨樋が屋根から離れていたり、傾いている（留め金具の破損）
• 雨樋のパイプが途中で外れている（ジョイント部分の破損）
• 外壁から雨漏りしている（雨樋の破損もしくは外壁の損傷）

上記で挙げた以外にも、雨樋が原因で起こるトラブルもあるかと思いますので、
もし不安な方は一度ご相談ください！

おすすめのメンテナンス時期

実は、雨樋の状態をチェックするのに最適な時期が1年の中でいくつかあるので、ご紹介します！

３月～４月ごろの春先

雪の重みで雨どいが外れて破損したり、屋根に乗って雪下ろしをする地域では、除雪作業の際に雨どいを壊してしまうこともあります。雪がある程度溶けた段階で、ご自宅の雨樋が無事だったかどうか、このタイミングで確認すると良いと思います。

また桜が散るタイミングになると、花びらが雨樋に溜まり、詰まりの原因になります。
季節の花を愛でたあとで、ついでに雨樋も確認すると良いのではないでしょうか。

梅雨前

やはり梅雨は雨が多く降るので、雨樋の状態が良くないと、建物への影響が大きくなってしまいますので、梅雨前には一度確認したほうが良いです。

夏になると台風等の風が強い日も増えるので、留め具の確認もしておきましょう。

10月から11月中旬

この時期は紅葉が終わり、草木が一度枯れるため、落葉が雨どいに溜まり、詰まりの原因になることも多いです。また台風や木枯らしなど、強い風も吹くので、雨樋が外れたり、破損したりする可能性も高いです。家より高い木にたくさん囲まれたお宅や、天気が悪いと強い風が吹く地域などは、この時期にも確認すると良いでしょう。

また、雪の前の最後のメンテナンスになるため、留め具などの確認もしておくと安心です。

雨樋の修理、掃除ができる業者

実際に雨樋のトラブルが起きたとき、どこに頼めば良いのかいいのか分からないこともありますよね。

だいたいの目安にはなりますが、下記の業者さんであれば対応してくれるところも多いようです。もしお知り合いの業者さんがいれば、一度相談してみてはいかがでしょうか。

• 大工さん（工務店）
• リフォーム屋さん
• 板金屋さん
• 屋根の塗装屋さん

もちろん、「やさしい便利屋」でも対応可能です！

雨樋の修理について、色々とご紹介しましたが、「やさしい便利屋」でも雨樋の修理、お掃除、メンテナンス等は可能です！

上記の画像は弊社をご利用いただいた際に撮影したものです。
こちらは雨樋の中に苔が大量に発生していたため、それが詰まりや水漏れ等の原因になっていました。そのため苔を全て取り除きました。

今回はお掃除のみでしたが、ご希望であれば部分的な交換や完全取り換えなども可能です！

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