コウモリ駆除にはハッカ油スプレーが最適!家庭での作り方・効果的な使い方、注意点を便利屋が解説



こんにちは!

新潟市の便利屋、やさしい便利屋さん広報部です。

先日「コウモリが家に入ってきた!」というお電話を頂き、急いで駆けつけました。

コウモリ駆除 ハッカ油スプレー


発見したのは、「アブラコウモリ」という市街地でもよく見られる種類のコウモリ。

スタッフが外へ逃がし、処置を行いました。

小さなコウモリのため、1cm〜3cmほどの窓のすき間から入ってきてしまったり、知らず知らずに住みついている…なんてことも。

 

コウモリが住んでいるサインのチェック

家の近くでよくコウモリを見かける

長い間使用していない換気扇や雨戸がある

夕方から夜にかけて羽音や「キィキィ」「チチチチ…」などの鳴き声が聞こえる

床下や天井裏などに5〜10mmほどの黒いフンが落ちている

 


このような、家に入ってきてしまった・住みついてしまったコウモリには「ハッカ油」が有効と言われます。

そこでこの記事では「コウモリがいるかも…」「換気扇の中にいる!」などお困りの方に向けて、簡単に作れるハッカ油スプレーの作り方を紹介していきます!


使い方や追い出した後のポイントも紹介しているので、コウモリ撃退法の手順も分かる記事になっています。

 

コウモリの捕獲は禁止されてるって本当!?


コウモリを捕まえたり、傷つけたりすることは鳥獣保護法により禁止されています。

そのため家庭でのコウモリへの対処は「場所を特定する」「追い出す」「侵入させない」こと。

違反が認められた場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられますので注意しましょう。

参照:鳥獣保護法

 

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コウモリ退治にはハッカ油がおすすめな理由

 



コウモリは嗅覚が非常に鋭いため、ハッカのようなハーブ系の香りや、防虫剤に含まれていることも多いナフタレンのような刺激臭を嫌います。

これは、コウモリだけではなくゴキブリ、ネズミなどの害虫にも当てはまります。

とはいえ、家庭で「ナフタレン」を濫用するのは禁物。

 

厚生労働省のHPによると、人への発がん性や血液への悪影響が報告されているようです。

同じくハッカ油も刺激が強いため注意が必要ですが、正しい使い方をすればナフタレンよりも健康へのリスクは低いと言えます。

そのため、ご自身でコウモリ対策を行う際は、ハッカ油を使用した商品やスプレーの方がおすすめです。

参照:ナフタレン – 化学物質 – 職場のあんぜんサイト – 厚生労働省

 

ハッカ油スプレーを購入するのと作るのはどっちがいいの?

効果にはそこまで変化はありませんが、自作する方がコスパが良いと言えます。

なぜなら、コウモリは元いた場所に戻る習性が非常に高いため、1日~2日の間隔で定期的にハッカ油スプレーを撒く必要があるからです。

市販のスプレーだと1本¥1,000ほどで「45秒で噴射が終わります」と書かれている製品もありますが、自作すれば材料費¥1,000前後で数回分のスプレーが作れます。

光や超音波は効かない場合も

 



コウモリ退治方法としてポピュラーな光や超音波は、残念ながら効果は期待できないかもしれません…。

家庭に住みつきやすいアブラコウモリは、光の明暗しか判断できないほど弱い視力の持ち主。

そのため、強い光に一時的に驚いて逃げても、徐々に慣れ、再び寄り付き、最終的には逃げなくなる可能性も。

超音波も同じく一時的に刺激を与えられますが、長時間使用すると慣れて効果が減少してしまう場合が多いのです。

その分、ハッカ油はコウモリの鋭い嗅覚を十分刺激してくれるので、比較的効果が得やすいと言えるでしょう。

ハッカ油スプレーを使う時に気を付ける3つのこと

 


ここまで、コウモリ退治にはリスクが低く、光や超音波よりも効果的な「ハッカ油」が有効ということを確認してきました。

実際にハッカ油スプレーの作り方や使い方を確認する前に、ここでは必ず押さえるべき3つの注意点を見ていきましょう。

特に妊婦さんやお子さん、ペットがいらっしゃる方、冬場に使用する場合はしっかり確認してください。

子どもやペットに注意

 


ハッカ油は子ども(3歳以上)の虫よけ対策にも使用できる天然成分100%のものですが、高濃度の原液には要注意

目に入ったり直接皮膚に触れたりしてしまうと炎症を起こす恐れがあります。

特に粘膜や皮膚への刺激に弱い、子どもや赤ちゃんに原液を触らせたり嗅がせたりしないでください。

またハッカ油は、コウモリだけではなく猫や犬、ハムスター、鳥などのペットにとっても刺激となります。

ペットや子どものいない場所で使用したり、入ってこられないように工夫して使用するのがベストです。


妊婦さんや授乳中の方は注意

 



ハッカ油などのアロマオイルには、血圧上昇や子宮収縮を起こしてしまう可能性の物質が含まれる場合があります。

また、ハッカは、「身体を冷やし鎮静させる」という性質も。

これらのことから、妊婦さんや授乳中の方は使用を避けたほうが良いといえるでしょう。

コウモリ退治のために使用したいという場合は、家族の方やプロの方に対応をお願いするのが最適です。

参照:ミント 薄荷(ハッカ)の働き|漢方ライフ

ストーブなどの火気に注意

 



ハッカ油の引火点は80度前後と低く、燃えやすいのが危険なポイントです。

実際に、ドラッグストアでも購入できる瓶タイプのハッカ油の説明書きには、このように記載されています。

火気に近づけないで下さい。火気その他着火源(静電気を含む。)から離して保管して下さい。

引用:ハッカ油の製品情報 – 健栄製薬

ストーブやファンヒーター、コンロなどを切ってから、ハッカ油スプレー等を使用するようにしましょう。

また、静電気も着火の原因になりますので、一度電気を通しにくい素材の壁や床などに触れて、電気を逃がしてからハッカ油を使用してください。


コウモリ退治用ハッカ油スプレーの作り方

 


ここまで、コウモリ退治に効果が期待できるハッカ油は、子どもやペット、妊婦さんや火気に気を付けての使用が大切だということを確認してきました。

ここからは、実際にハッカ油スプレーを作っていきましょう!

ハッカ油スプレーの材料


ハッカ油スプレー 350ml分

  • 無水エタノール(無水アルコール)30ml
  • 精製水 270ml
  • ハッカ油 20~30滴
  • 霧吹きボトル 計量カップ

材料は近所のドラッグストアや100均で探してみましょう。

換気扇の中や屋根裏などのすき間にしっかり届かせるのであれば、このようなノズルが長いスプレーボトルや噴射器がおすすめです。

スプレーボトル ノズル 長い


画像引用:マルハチ産業 蓄圧式スプレー 1L マイスター ロングロータリー #729 | 霧吹き

100均のガーデニングコーナーで売っている場合もありますが、ホームセンターですと確実です。

ハッカ油スプレーの作り方

  1. 計量カップに無水エタノールを30ml注ぐ
  2. ハッカ油を20~30滴垂らす
  3. 精製水を270ml入れ、計量カップからスプレーボトルに移す
  4. スプレーボトルの蓋をしっかり締め、良く振って混ぜれば完成!

スプレーを作る際、材料の原液に触れたり、口に入ったりしないように気を付けましょう。

また、使用後のカップを調理などに使用するのも避けてください。


ハッカ油スプレーの使い方

 



ハッカ油スプレーが作れたら、実際にコウモリが気になる場所に吹きかけていきましょう!

ここでは、装備や吹きかける際のコツについて紹介していきます。

コウモリを追い出す際の装備



コウモリを追い出す際には、衛生面で注意が必要です。

コウモリに噛まれたり、コウモリのフンに接触したりすることで感染する「ヒトプラズマ」などのリスクがあります。

また、コウモリが飛び立つ際のホコリが感染経路になる可能性もありますので、マスクや手袋、ゴーグル、レインコート、捨てても良い古着などで保護し、しっかりと対策を行いましょう。

心配な方は、プロの業者にお願いするのがおすすめです。


使い切る勢いでスプレーを吹きかける



装備が整ったら、コウモリの住処となっている場所にスプレーをしていきます。

巣のまとまり全体に回しながら吹きかけて、その周辺にも噴射していきます。

香りの効果が弱すぎると、すぐにコウモリが戻ってきてしまう可能性があります。

遠慮せず、作ったハッカ油スプレー全てを使い切るくらいの勢いで吹きかけていくのがベストです。

換気扇の中や天井裏など、届きにくい場所には長いノズルのスプレーを活用してみてくださいね。




ハッカ油スプレーでコウモリを追い出したあとの2ステップ

 



スプレーで追い出した後は、消毒し、侵入経路を防ぐ必要があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

掃除・消毒・を行う



コウモリを追い出した後は、巣となった場所周辺を掃除・除菌しましょう。

感染症のリスクがあるため、スプレー時と同じくマスクや手袋などを装着し、素手で触れたり、直接ホコリを吸い込むことのないように徹底してください。

消毒には、ハッカ油スプレーを作る際に活用したエタノールや、幅広い細菌やウイルスに効きやすい次亜塩素酸ナトリウム液(ハイターを薄めたものなど)がおすすめです。

※掃除する場所の材質を考えて、薬剤を選びましょう
※天井裏や壁のすき間にあるふんの除去や消毒は難しく危険ですので、駆除を行っている業者に依頼することをおすすめします。

コウモリの侵入経路を塞ぐ


コウモリは元の場所に戻ってくる習性が強いため、逃がしたら侵入経路を塞いで対策をすることも重要です。

コウモリの主な侵入経路は、使用していない換気扇、雨戸の戸袋、エアコンのホース、シャッターボックスなど1〜3cmの細かいすき間も考えられます。

追い出したコウモリがいた場所と通じている箇所を確認し、手軽なガムテープや100均などでも購入できるパテを使ってすき間を塞ぎましょう。

 

金網でコウモリの侵入を防ぎます

 

金網 メッシュ コウモリ対策


画像引用:Rimikuru ネズミ 防止 ネット 銅ネット 銅メッシュ 金網ロール 鼠 ナメクジ コウモリ 侵入防止 害獣 対策 撃退 (4m)

 

外壁には強度のあるパテがおすすめです

外壁 パテ コウモリ対策


画像引用:Amazon.co.jp: コニシ ボンド 屋外用パテ 120ml 白 #05413

 

コウモリが嫌いなハッカ油で正しい対策を

 

コウモリ駆除 ハッカ油スプレー
このあと外へ逃がしました



この記事では、コウモリ撃退に効果が期待できる、ハッカ油スプレーの作り方を中心に解説しました。

コウモリが嫌うハッカの臭いを適切に活用すれば、自宅に住みついているコウモリも逃げ出すことでしょう。

その後も継続して戻ってこないようにする対策は必須。

完璧にコウモリを追い出すためには、いろいろな方法を試してみる必要があるのです。

「完璧に対策をするのは大変だな…」とお悩みの方は、業者に依頼するのがおすすめです。


追い払うところから再発防止策、そしてお掃除までをプロに任せることができます。

新潟市でお困りの方は、ぜひ私たち「やさしい便利屋さん」へ相談してみてくださいね。

 

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